ゆるゆるベジタリアンシェフ & 乳製品・卵を使わないビーガンのペイストリーシェフやってます。体に良いのに美味しい!がレシピづくりのモットーです♪


by ASTY_55

New Yorkに来るきっかけ。

d0095837_1312073.jpg2年前にJR芦屋駅の本屋でこの「オーガニックベース」を購入したのが私のベジ生活の始まりのきっかけ。ひいては、NEW YORKに来るきっかけになった本です。2年前の私は、料理をゆっくり作る時間もないのに本屋によっては料理本のコーナーに立ち寄り、本を眺めたり気に入った本があれば購入するのが趣味のようになっていて、その日もいつもの様に料理本コーナーで本棚を眺めていた。その時一番上の段にあるこの本の背表紙に釘付けになった。手に取ろうとしたけど背が届かず近くにあった脚立を勝手に使い、この本を手に取った時のドキドキ感を今でも思い出せる。そんな大げさなって思うと思うけど、この本が光って見えた。前置きが長くなったけど、この本はマクロビオティックについて分かりやすく書かれた本で、マクロビオティック入門書としては、これが一番じゃないかなと個人的に思っています。

家に帰ってから本当に真剣に読んだ。その10年間ほど、母が病気だったこともあり、なぜ人は病気になるんだろうという疑問を長年持ち続けてきた私は、この本を読んだ時、全ての答えはこの中にあると思ったし、こんな単純なことだったのかと目から鱗が落ちた(笑)。この本によると「マクロビオティックとは、主として玄米菜食で、未精白の穀物やオーガニック野菜・豆類を中心に、お肉・卵・乳製品・砂糖等を摂らない食生活の事。ガンや糖尿病、アレルギーや膠原病など難病が治るという事例があることから、一種の治療食、長寿食として知られている。」と書かれている。人が病気になる理由は全て食事にあると言い切るマクロビオティックの考え方を知り、もしかしたら母の病気が治るかもしれないと本気で思った。衝撃度合いが大きかったので、その日からすっぱりお肉を絶ち玄米菜食生活に切り替えた。それが紆余曲折しながらも今もたまに魚は食べるものの玄米菜食を続けているので、私にはかなり合っていると思う。一番良かったのは、全くと言っていいほどイライラしなくなったし、落ち込むことも少なくなり、生理も軽くしんどくなくなった。何か大変な事が起きても冷静に考えられる様になったのも食事のお陰だと思う。自分自身の食事を変えてみて、身を持って食べるものが自分に与える影響の大きさを知る事が出来た。

ただ今はマクロビオティックの理論を参考にしつつもちょっとその食事法とは距離を置いている。
理由は、
1.マクロビオティックで食べない方が良いとされている生野菜、フルーツを食べるようになってからの方が調子が良い事。(これについてはまた改めて日記に書きます)
2.調理法や食べる物、食べ方など実践していると食事や料理が楽しめない事。
3・母や大切な友人の母が病気で亡くなった事。もし母の病気が少しでも軽くなってたらマクロビオティック街道まっしぐらだったと思う。
4.病気になる理由は食事だけじゃなく、環境やその人自身の思考(ストレスを含む)、生まれ持った課題も関係しているなと、身を持って、またいろんな本を読むことで、考えるようになった為です。


今は、マクロビオティックやその他の食事法、一つだけに拘らず色々と試した上で、自分に合ったものを選択できればいいなと思っています。ただマクロビオティックを全否定してる訳ではなく、理論を参考にしつつもマクロビオティックが一番素晴らしい食事法だとは今は思わないということ。結局はそこにたどり着くのかもしれないけど。

私がここまで影響を受けた本だったので、友人と共有したくて、いろんな人にプレゼントしまくった時期がありましたが、結果は・・・。「こんな食事法は無理」という意見が大半でした。私自身も今はマクロビオティックの食事を正確にしている訳ではないので、その意見も分かる。2年間の紆余曲折の末、調整しつつもゆるく楽しくベジタリアン料理(玄米菜食)を楽しもうというスタイルに今は落ち着いています。

マクロビオティックを始めたいけど何か良い本がないかな?っていう人には真っ先にお薦めしたい本です。またこの本を書かれた奥津典子さんは「オーガニックベース」という料理教室を主宰されており、教室に通えない人たちのために通信教育もされています。近々カフェもオープンされるそうでそのご活躍ぶりは止まる事を知らずです。
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by asty_55 | 2006-12-23 13:17 | 私のこと。